空白の夏至


Blank、Clear、或いはEmpty。


透明に溶けてゆく言葉は、どれも永遠に不正解だ。



抜けたプラグから溢れ出る不協和音のように、
午後を満たすのは断片のノイズばかり。



その輪郭は一体どこへ行ってしまったのだろう。

-Photo:くちなし

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