創作/花信風


今より先のどこか、なんていう不確かな約束。
それは君が吐いた最後の嘘だ。


僕らはいくつもの分かれ道で手を振った。
その中のひとつに過ぎないのだと君は云った。


本当は、さようならなんて、一度だって言いたくはなかったのに。

-寫眞:シュウ
-被寫體:卯月

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